女流作家 小夜子(4)(最終回)




5、また逢う日まで

  ハムエッグとトーストで朝食を済ますと、モーテルをチェックアウトして、戦争記念
館に向かった。ここには、オーストラリアが関わってきた数々の戦争の足跡が、
パノラマや、武器の展示で示されている。
 連邦国会議事堂に車を寄せるころには、時計は十二時を指していた。
自然光をたっぷり取り入れた明るい広間、ゆったりした廊下、芝生から人造湖を一望
に見下ろすバルコニー。
 昼食には、議事堂内のダイニング・ルームが一般に公開されている。
 「小夜子さん、疲れた」
 「ううん、大丈夫よ」
 口数の少なくなった小夜子を労わるように、健二が声をかけた。明日はいよいよ
日本に帰る日だ。そんな気持ちが、小夜子の気持ちを重くしていた。
 「疲れたんなら、もう一晩ここに泊まって行こうか。フライトは明日の夜だから、シドニー
を観光する時間は少なくなるけれど、時間的には十分だよ」
 「そうして頂けますか」  
 ブラックマウントの展望台に登ると、今見てきた議事堂、戦争記念館、その向こうに
昨夜登ったアインスリー山が、かすんで見える。昨夜の出来事が、蜃気楼のよう
に思い出されて、小夜子は、健二に擦り寄ると、指先を絡めずにはいられなかっ
た。
 
 予約をしたハイアットホテルは、議事堂に面して、人造湖を背に建っている。
 部屋に荷物を運び込むと、小夜子はシャワー室に入った。
 続いて入った健二の浴びるシャワーの音を聞きながら、小夜子はバッグからデジ
タル・ビデオ・カメラを取り出した。ファインダーの向こうに、ガラスのドアを
通して、健二の身体がお湯の飛まつを飛ばしているのが見える。
 シャワーが止まって、カタッとガラス戸が開いた。小夜子は、健二の顔にレンズを
向け、画面を胸、臍、ヘアーと下げていった。
 片膝を付くと、ズームアップする。画面いっぱいに、ヘアーとその下にぶら下がった
ペニスが浮かび上がる。
 「おい、よしてくれよ」
 「お願い、最期だから撮らせて」
 カメラを覗く小夜子の裾が乱れて、バスローブの奥のムッチリした、柔肌が覗く。
抜けるように白い肌に、濡れ場色のサヤサヤとした翳りが、ふっくらと盛り上が
る小丘を覆う。
 動きにつれて見え隠れする小夜子の秘部に、健二は新鮮な欲情を覚えた。画面
の中のペニスが、見る見る膨れ上がっていく。亀頭がレンズに向かって、鎌首を
持ち上げた。突然、亀頭が、画面から飛び出すほど、上下に弾んだ。
 「特別サービスだよ」
 健二の声に、小夜子は笑おうとしたが、腰が震えて頬がゆがんだ。カメラを回した
まま健二に近づくと、シャッターをロックして、洗面台に載せた。画面は百八十
度回転させてあるから、被写体側からも画像が見える。
 小夜子は跪くと、健二の茂みからそそり立つ、男根を手に取った。包み込む指の
中でひくひくと息づきながら、太さも固さも増していく。
 鈴口にぽっちりと体液がわきあがってきた。小夜子は、唇を舌で濡らすと、舌先で
透明な粘液を味わい、舌の上に亀頭を滑らせて口の中に吸い込んだ。

 (おいしい)
 私の舌の上でヒクヒクと脈打つ、小さな命。洗ったばかりだから、味も匂いもない
のが物足りないけれど、唾と粘液でヌルヌルした亀頭の剥き肌の感触は、それだ
けで欲情をそそります。
 あの人自身が、私の舌の上で、息づいているのです。時には赤ちゃんのおしゃぶり
のように頼りなく、時に私を猛々しく征服する肉棒となって。
 いっそ食いちぎって、飲み込んでしまいたい・・・そんな衝動に駆られます。でも、
安心し切って私の口に収まっているものを、傷つけるなんて、とてもできません。
 舌の先が鈴口の割れ目を舐めます。とろりとした舌ざわりが、私の性感をくすぐり
ます。無味無臭のこの愛液が、私にはたまらないのです。
 目を閉じます。
 左手でペニスを支え、右の指先でヘアを探っていきます。
 恥骨の、固い感触も堪りません。
 手を回して、股の間に差し込みます。
 もじゃもじゃと絡まる縮れ毛の中の、かすかに蠢く二つの玉に、指先が届きます。
玉の間から更に奥に、太い筋肉が走っています。中指を添えてゆっくりとしごき
ます。
 「ううぅ〜〜ん、気持ちいいっ」
 舌の上に、とろりと体液がたれてきます。健二さんの両手が、私の頭を抱えると、
ペニスが唇の間を滑って、往復します。口の中には、肉棒が満ち、熱気が頬に伝
わります。
 「小夜子、ああ〜小夜子、イイィッ」
 健二さんの手が、私の頭を激しくゆすり、抜き差しするペニスの動きがどんどん
と早まって・・・、
 「小夜子、君の唇も、舌も、すばらしいよ」
 肉棒の熱気が一段と高まって、ドクドクっと脈動が頬に響きます。
 私は、健二さんの腰に手を当てると、肉棒を口から外しました。
 「待って、健二さん、まだ、まだイカないでっ」
 目の前に、巨大な亀頭が、先端から雫を滴らせながら、天井を睨んでいきり立っ
ています。健二さんの腕に縋って、気だるい腰に満身の力を込めて立ち上がりま
した。
 「健二さん、入れて、お願い、入れてちょうだい」
 健二さんは、私のバスローブの紐を外します。立ったまま、抱き合います。乳房と、
お腹と、腿と・・・ぴったりと健二さんの肌に密着します。おサネの先に熱気を
感じると、それはおサネの上から割り込んで来ました。
クリ、クリ、クリっ
 おサネが、左右にくじられます。
 「入れてっ・・もう駄目、入れて」
 健二さんは自分の背を壁に持たせかけると、手を私の左の腿に掛け、上に上げろ
と合図をします。言われるままに、膝を少し曲げて、足を上げます。そう、片足
立ちのフラミンゴです。
 健二さんが腰を落とすと、熱いものが下から近づいて、膣口をふさぎました。次の瞬間、
それは熱気と共に、潜り込んで来ました。
 「ああぁ〜・・、ケンジさん」
 私はそれがもっと奥まで入りやすいように、更に腿を高く上げました。
プニュ、プニュ、プニュゥ、
 健二さんの恥骨が、私のおサネをくじります。
 「おおぉ、根元まで入ったよ、なんて気持ちいいんだ、小夜子」
 健二さんの上ずった声が耳に届きます。
 私は、おサネに体重を掛けて、ペニスにこすり付けます。
 健二さんの両手が、私の腰を支えると、前後にゆすります。おサネの下を、コリコリに
緊張したペニスが、往復します。
 「いい、いい、いい〜〜〜〜っ」
 私は思わずヨガリ声を上げてしまいました。健二さんの胸にむしゃぶりついて、夢中で、
一本足の上の腰を使いました。
ジュン、ジュン、ジュン、
 おサネの周りから、甘すっぱい疼きが、広がっていきます。
 「いいわ、健二さん、すごくいいわ」
 おサネの下から、愛液が迸ります。濡れたペニスが、ぬるぬると膣口を出入りします。
 ペニスの動きが、激しくなりました。それは更に熱気を孕み、膨張し、筋張り、固さ
を増しています。
 (健二さんがイク、)
 そう思ったとたんに、私は慌てました。
 「待って、健二さん、お願い、未だイカないで」
 腰の動きが止まりました。私は腰を浮かして、左足を下ろしました。
 ペニスはスポッと抜けて、私の恥毛に粘液をたらしています。
 「どうしたの?」
 健二さんの不服な声が、耳に入ります。
 「ごめんなさい。正常位でイキたいの。これが最後だとおもったら、このままイッて
しまうのが惜しくて・・・健二さんにしっかり抱かれて、子宮の奥まで、子宮の
・・・・」
 私は健二さんの胸に顔を埋めて、涙を流しました。健二さんの手が、私の顔をはさみ、
そっと持ち上げ、唇を吸います。合わさった唇の隙間から、塩っぱい水が流れ込
みます。
 「分かった、いいんだよ、小夜子、君は先にベッドに行っておいで・・・」


 ベッドに仰向けになると、ビデオカメラを構えます。レンズの向こうに、白い肌にはさ
まれた、黒々と縮れたヘアの茂みが、写っています。そう、私のヘアなの。あそ
こに、健二さんの物が突き立つ瞬間を・・・いつも取材にもって歩くカメラを手
にすると、ついプロ意識が出てしまいます。
 突き立つ瞬間なんて、冷静に撮れるものですかねえ。でも、東京に帰ってしまえば、
今度はいつ健二さんに逢えるか、と思うと、健二さんとのことは克明に記録して
おきたい・・・。
 嵌ったあとは、サイドテーブルの上にカメラを置いて全景を・・・・
 レンズをワイドに切り替えて、カメラを枕元に置いて、目を閉じます。
 水の音が止まって、健二さんがシャワールームから、出てくる気配がします。
 健二さんが、ベッドに上がってきました。
 「冷たい」
 私は思わず口走ってしまいました。
 「水を浴びてきたんだ。半分イキ掛けていたんだから、あのままだと、入れたとた
んにイってしまうよ」
 私は、健二さんの冷たい胸に乳房を合わせ、唇を求めました。
 目を閉じます。
 股の間に割り込んできた冷たい足も、瞬く間に温かくなりました。むしろ、前よりも
燃えているようです。
 指先が、おサネから、陰唇を愛撫しています。小陰唇を開いた指が、陰裂に伸び
てきます。
 「うっっっ」
 股間に疼きが走り、思わず愛液を漏らしました。
ヌル〜ヌル〜ヌル〜
 指先が、おサネと膣口の間を・・・
 私は、健二さんの肩に歯を立ててしまいました。
 「ああっ、健二さん」
 指先が、膣口の周りを撫でています。二度、三度、四度・・・
 健二さんの膝が、股の間に割り込んで来ました。
 私は、かかとを引いて、股を開くと、受け入れ姿勢をとりました。
 右手にカメラを掴みます。健二さんはカメラを見ると、事態を察して、上体を開きました。
画像の向こうに、いきり立つペニスが、ゆらゆらと揺れています。
 指が伸びて陰茎を支えました。亀頭がヘアの陰に隠れます。おサネに暖かいものが
触れます。そのまま、おサネの下から、陰裂を割って膣口に進みます。
 「おおぅ」
ジュンジュン
 おサネの下に愛液を漏らしてしまいました。
 膣口に達した亀頭は、チョコチョコと穴を刺激すると、再び陰裂を割って、滑りあがり
ます。
 私はいつの間にか、目を閉じて、次々と襲ってくる快感に浸っていました。 おサネ
から、陰裂から、膣口から、疼きが内股へとしみ通って行きます。
 「小夜子、入れるよ」
 健二さんの声で、われに帰りました。
(もうどうでもいい。早く欲しい)
 そんな気持ちを振り切って、気を取り直すと、カメラを構えました。
 画面の中で、ペニスがクローズアップします。画面いっぱいに、ダークピンクの
亀頭が広がります。先端の割れ目から、粘液がぷっくりと膨れ上がり、ツーと縮
れ毛の上に滴れています。雁首のエラが、呼吸の度に、クァクァと広がります。
亀頭が、ヘアの陰に沈みます。熱いものが、陰裂の花びらを押し割って、膣口に
滑ってきます。
 私は、踵を少し引き、受け入れに備えて、入りやすいように括約筋を緩めました。
 レンズの中で、褐色の肉棒が脈を打っています。テラテラと粘液で光る包皮の下を、
静脈が膨れ上がっています。膣口にかかる圧力が、高まります。
 (入ってくる)
 ファインダーの中を、肉棒が静かに、沈んでいきます。上から下がってきた縮れ毛が、
私のヘアに被さりました。下腹部から込み上げてくる疼きに耐えながら、レンズ
をワイドに切り替えると、右手を伸ばしてテーブルに置きました。もういい、後
はカメラに任せて・・・。
 「健二さん、愛してぇ」
 私は、健二さんのお尻に爪を立てて、腰をしゃくり上げました。二人の恥骨が
ぶつかり、ヘアがこすれます。
 突然の私の攻勢に、健二さんは一瞬びっくりしたようですが、直ぐに私の腰の
動きに応じてくれました。
 「いいわ、健二さん、おマンコがいい・・」
 私は何もかも忘れて、健二さんに夢中になりました。ワギナの中を、あの健二さん
の物が、激しく上下します。ダークピンクのあの亀頭が、雁首を振りたてて、膣
壁を押し開き、突き進む様子が、目に浮かびます。
 あの褐色の肉棒が、静脈の節々を膣口のふちに擦り付けながら、出入りする様が、
ジュンジュンと股間に伝わってきます。
 「ああ〜、なんていいの・・・気持ちいいっ」
 私は夢中になって腰を突き上げ、また、突き上げました。
 健二さんは、私が突き上げると軽く受け流し、折り返して突き込んできます。
ヌルリ〜ヌルリ〜〜クン、クン、
 それは、歓喜の極みです。身体中が、疼いて、疼いて、うねります。
 健二さんの手が、乳房を掴みます。襟首に歯が立ちます。
「健二さん、あたし蕩けそう」
クン・クン・クン・
 健二さんが、突っ込んだまま気を入れます。
 子宮の入り口で、雁首がピクピクと、エラを突っ張ります。子宮が震えています。
 「子宮に・・子宮に入れてぇ」
 私は右の膝を折ると、脇腹に付くまで腿を上げました。健二さんは、腰を捻って、
松葉型に突き込んできます。
 「そうそう、そうよ、届いたわ、もう死にそう」
 子宮の入り口を、亀頭が塞ぎます。私は、お臍に念力を込めました。
 「子宮ちゃん、健二さんを吸ってちょうだい」
 子宮は、ブルッと身震いすると、ゆるりと延びます。
 「小夜子、僕も蕩けそう」
 子宮が亀頭の先を吸い込んで、ムチュムチュしています。乳房を掴む手が、爪を立
てます。恥骨が、こりっと擦れます。
 ワギナの中で、健二さんがプルプル震えて、キンキンに硬直しました。
クン・クン・ヌルッ・ヌルッ
 「駄目、もう駄目、健二さんイッてぇ〜」
 私は、金縛りにあったようにすべての動きを止めて・・・イキも止めて待ちました。
私には分かるんです。子宮に潜り込んだ亀頭が、目一杯にエラを広げて、精管を
お駆け上ってくる愛液を、子宮の奥深く放出しようと、鎌首を持ち上げているの
が。
 「いくううぅぅっ」
 健二さんのうめきが・・・
ドオオオォッ
 それは津波です。子宮の粘膜に、愛液がピチャピチャと降り注ぐと、子宮は歓喜
に震えました。粘膜は、ウネウネと波を打って、愛液を卵巣に送りこみます。
 「健二さんの赤ちゃんを産みたい」
 機能を停止して十年以上も経った卵巣が、小刻みに震えています。卵巣も、精子
を育てたいのです。既に卵子の枯れた卵巣は、精子の刺激で、ジクジクとホルモ
ンを血液に放出しています。
 「健二さん、あなたの子供を産みたい」
 疼きと痺れが、じわじわと身体を覆ってきます。脳も痺れてきました。


 プリンセス・ハイウエイから、シドニーに入ったのは、午後二時を回っていた。
チャイナタウンで、遅めの昼食を取りに、飲茶のレストランに飛び込んだ。
 「とうとう帰って来てしまったわね」
 席に着くと、小夜子はため息のようにつぶやいた。
 「健二さん、本当にありがとう。恩に着るわ。こんな素晴らしい思いをするなんて、
思っても見なかった。いつまでも、ここに居たい」
 「また来ればいいじゃないか。そのうち、僕も東京に行くしさ」
 「私の家、自分の家と思って来てね」


 飲茶がすむと、ハーバークルーズでシドニー湾に別れを告げ、空港ロビーに
着いたのは八時少し前になっていた。
 「それでは、お名残惜しいのですけれど、これで失礼します」
 小夜子は、コロコロとカートを引いて、出国審査カウンターに消えた。


6、成田行きフライト:QF21
 
 「失礼します。お客様、お飲み物はいかがですか?」
 小夜子は、慌ててビデオカメラのスイッチを切った。画面いっぱいに写っていた
ダークピンクの肉塊のクローズアップが、スッと消えた。
 「そうねえ、コーラでも頂こうかしら」
 パプアニューギニアの上空、四千メートルを飛行中との機長のアナウンスが、
有ったばかりだ。ひざ掛けを胸元まで引き上げ、ビデオの再生画面に見入ってい
たところだ。
 スチュワーデスの運んで来たコーラで、喉を潤す。口に含むと、火照った頬が
冷えて脳のもやもやが幾分落ち着く。
 「未だ、昨日のことなのよね」
 ビデオのスイッチを入れる。瞼に残る残像の肉塊が画面の絵と重なり、ヒクヒクっと
脈動している。
 画面をズームアウトすると、逸物の周りに健二の肌が広がる。画面の外から、
小夜子の顔が入ってくる。
 手が伸びて、縮れ毛の草むらから勃起している、ペニスを支える。顔が、画面中心
にスッと寄る。唇が開いて、亀頭が吸い込まれる。小夜子は目を閉じている。
 あの舌触り、肉感、健二の物憂げなヨガリ声が、イヤホーンを通して、脳髄に響く。
 「うう〜ぅん、気持ちいいっ」
 舌の上に、とろりと体液が滴ります。両手が頭を抱えると、ペニスが唇の間でコイッス
を始めます。口の中に肉棒が満ち、熱気が頬に伝わります。
 「小夜子、ああ〜小夜子、イイッ」
 目を閉じていても、瞼の裏を次から次へと、画面が進んでいく。
 小夜子はスカートのベルトッを外した。指がヘアを掻き分けて、恥骨の下に滑り込む。
クリトリスが、指の先で、ぽにょポニョと滑る。
 「健二さん、あなたが欲しい」
 そっと目を開ける。画面の右に、小夜子が一本足で立っている。持ち上げた腿の付け
根が大きく割れて、真っ白な肌を背景に、90度の角度で、ペニスがそそり立つ。
その先に、キラリと光る玉の露。
 ペニスは、ヒクヒクと亀頭を上下に振りたてながらせり上がっていく。先端が、白い肌を
覆うヘアの端に届いた。
 「健二さん、入れて」
 画面の亀頭が、黒い縮れ毛の陰に潜り込んだ。
 「いいわ、健二さん、おマンコがいい・・」
 「もうあなたは私のもの。一緒に東京に行きましょうね」
 「気持ちいいっ、最高よ、お汁がジュンジュン流れているわ」
 「健二さん、これからはいつも一緒よ、私の旦那様」
 画面中央に、肉棒が立っている。その下に真っ白い内股に囲まれた黒い茂み。肉棒
の先から、透明な雫が、糸を引いて滴る。
 「小夜子、入れるよ」
 レンズの中で、褐色の肉棒が脈打っています。テラテラと粘液で光る黒皮の下を、静脈
が盛り上がって走っています。
 「あなた、入れて」
 膣口にかかる圧力が、高まります。
 「うううぅ〜」
 画面の中を、肉棒が静かに沈んでいく。上から降りてきた縮れ毛が、下の茂みに
重なる。小夜子の身体がオコリのように震える。
 「いいわ、あなた、死にそうにいいっ」
 「あたし、もう駄目っ、イキそうなの」
 「好きよ、あなた、健二さん、死ぬほどあなたが好きよ」
 「あなたも、あたしを愛してるわよね」
 「頭がボーっとしてきた。雲の上にでも登って行きそう」
 「子宮が蕩けそう」
 「あなた、もう駄目、イクわ、イクうぅっ」
 「あなたもイってえぇぇぇ〜〜〜〜〜〜」


終り