食事の時間




あたしはカラカラの土に植えられた花

水を求めてやまない

あなたの顔が近づいてくる

唇と唇が触れあい、あたしはあなたの唾液を飲み干す

もっと欲しい

あなたはキスの雨を降らせてくれる

欲張りなあたしは別の栄養分が欲しくなる

今度は君をくれないかとあなたが言う

既に溢れかえっている部分を曝すとあなたは夢中で飲み始める

あなたもお腹空いてたんだね

次々と甘い蜜を誘い出すように舌を躍らせる

あたしは自分が空腹なのも忘れて

透明でほのかに香りがするシロップをたっぷり滴らせた